カー用品について

団塊ジュニア世代の成長による車所有人口の増加とポスト団塊ジュニア世代より下の車離れ

各種規制緩和によるパーツ市場拡大と衰退

皆さんがこれから購入、今装着している。アフターパーツとは何か・・・

アフターパーツ購入者さまへ

はじめに

車用のパーツといいますと、まずカーディーラーで販売されるオプションパーツがあります。

一般の購入される方はこのオプションパーツとアフターパーツを同様に思っている方が多いのですが、それは間違いです。

オプションパーツ=純正部品

この違いを理解してください。

昔からあるマフラーなどの機能パーツは今更なのでここでは特にご説明いたしませんが、最近になって市場にでまわった部品を中心でご説明いたします。

表面上の情報だけで購入を検討する前に、メーカー企業では紹介しない商品特性や情報を知っていただき、納得した上で購入していただくよう、お願いいたします。

レンズパーツについて

手軽に交換で、大きくイメージを変えることで人気のレンズパーツです。装着される前でも、既に装着されている方もぜひご確認ください。

エアロパーツについて

車の見た目を大きく変える最大のパーツ。部品単体での装着だけではなく塗装も必要になります。

アフターパーツを装着するということ

唐突ですが、話しをパソコンに置き換えます。

純正部品はメーカーから販売されている部品です。メモリーやHD等いろいろあります。アフターパーツとは!純正以外の社外部品です。

あなたはその部品を装着しようとしています。

ご使用において、全てはご自身で責任を負うことになることをご理解ください。

今は昔 車部品は高く、装着した車はステータスだった頃

覚えていますか? (30代以上の方・・・w)

まずはアルミホイール。一番高いけど、なんとしても最初に装着したい。

マフラー。オールステンなんて高くて無理。まずは普通にスチール(黒!)マフラーで音量アップ、排気効率云々。

やっとライトチューンに着手!もしくはエアロ装着。

お金に余裕ができるようになったら本格チューニング・・・

・・・これが定番コースでした。

ですが、ここまでたどりつける人も僅か。そのため、そんな車がすれ違うとアノ車カッコいいなぁと思っていました。

あの頃なぜ出来なかったか?

お金がなかったから?部品が高かったから?

その通りなのですが、もう一つ。せっかく買った高い車を改造する勇気も少しなかったからです!

改造車だということ

もし、あなたが今現在の所有車に何らかのアフターパーツを装着しているのであれば、それは間違いなく改造車です!

違法性はともかく、純正ではなく改造している車という意味です。

先ほどパソコンの話しをいたしましたが、性能を上げるためや利便性を追求して自分のパソコンを改造したことと同じ意味です。

現在 誰でもやっている改造

パソコンやスマートフォンの改造。自作パソコンとまではいかないまでも、HDドライブの追加やメモリの交換。ちょっとしたことであれば大抵の方であればやったことがあるはずです。

そこで何か起きた場合のリスクは自分で負うようになっています。メーカーに何か依頼したとしても、中身の保障はしない事がそれをあらわしています。iPhoneの脱獄やAndroidのroot化がまさにそれです。

車の改造。いまや大抵の方が行っております。

ですが!車の改造の場合なぜか何か不具合が起きた場合の責任は部品のせいという方が多いのです

パソコンの改造と同様、そこに起きた不具合などは最終的にご自身の所有車で責任を負うようになるのです。

他の人が改造しているから自分も同じようにしたいだけでは済まない場合があるのです。

車本体にダメージを与えている場合も、多分にして多いので、アフターパーツを装着する=純正の状態を改造をするということを良く踏まえたことで行ってください。

パソコンの場合は性能をアップさせる部品が多いのですが、車の部品の場合は更にドレスアップパーツという部品があります。

機能パーツとドレスアップパーツ

近年、『機能部品パーツ』市場より『ドレスアップ市場』が拡大化いたしました。

機能パーツとは、本体性能に直接かかわる部品で、装着することにより純正とは違った性能を引き出す、タワーバーやロールバーなどの補強部品や、エアクリーナーやマフラー(一部除く)などの給排気部品、ハードなところではCPUやタービン、エンジンの各部品、その他車高調やバケットシートなど目的を持った部品です。

これらの部品を装着されるユーザーさまは言わなくてもご理解されているのが、装着する上で引き換えに失うものがあるということです。

ハードチューンなことを行えば寿命が短くなる、乗り心地が悪くなる、使い勝手が悪くなる、燃費が悪くなるなど少なからずメーカーの規定値を引き換えにするものがあります。

こういった機能パーツは今でもその点を理解されているようで、そこまでしたくない人が多いのでしょう。

そして近年、機能パーツとは違ったドレスアップパーツの市場規模が多くなりました。

機能パーツとは違い、それほどハードではなく行える事と外観を他の人と変えたいといったユーザー層が増えたのです。

ドレスアップパーツもリスクは同じです

ドレスアップパーツの意味をもう一度考えてください。

先ほど、機能パーツは性能を引き出すために失うものがあることをご説明いたしました。ドレスアップパーツも勿論、純正の性能を失うことにことになるのです。更にいいますと、見た目だけを優先するのですから機能パーツ以上に性能を失うといっても過言ではないかも知れません。

例えばエアロパーツ。純正のバンパーなどに加工を要して装着します。当然純正のエアロには最低でも穴が開きますし、空気抵抗も悪化。輪留めには引っかかる、ぶつけたら割れる。いいことは見た目が良くなるくらいです。

例えばレンズパーツ。純正のレンズのコピー品が元です。当然コピーですから同じ寸法や精度はありません。装着に削ったりして加工を施す場合や、レンズ内の水浸入率も当然純正以上です。

ドレスアップ人口が増えますと、こういった点を理解されないまま、ドレスアップという改造をされようとする方が多く、純正と同じ性能を求められる、もっと言いますと純正と同じ性能だと思われている方があまりにも多くなりました。

ドレスアップパーツも機能パーツもメーカーから提供されている車体に改造を施すといった意味では、なんら変わらないのです